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院長のつれづれ

【院長のつれづれ】夏とコロナと環境と

2020.08.16

風が吹けばおけ屋が儲かるという江戸時代からあるコトワザがあります。

ある事象が意外なところに影響を及ぼすという意味です。

 

風が吹く

→土ぼこりなどが目に入って視力が悪くなってしまう人が増える

→視力が悪くなった人たちは生計を立てるために三味線の需要が増加する

→三味線作成に使用する猫の皮が大量に必要になり猫が減る(ネコちゃんやワンちゃんの皮が使用されてたみたいです(((゜Д゜;))))

→猫が減るとネコによって駆除されるはずのネズミが増え、桶などの箱の類をかじる

→結果、桶の需要が増して桶屋が儲かる

 

これほど極端で複雑怪奇な現象ではないかもですが、コロナ禍はいろいろなところに作用し、文化は違えど確実に現在に生きる世界中の人々の生活に影響を及ぼしています。

 

プラスの影響:

地球環境へ、普通のままではありえないことが起こってます。

新型コロナの世界的流行に伴い、各国で外出制限や営業規制が行われたおかげで大気や河川の環境が劇的に改善したそうです。なんでも、常に大気汚染で曇っていたインドの都市に青空が顔を見せ、イタリアでは観光ゴミの減少で運河が透きとおり、国際エネルギー期機関は今年の世界の二酸化炭素排出量の大幅減を提言したと。

 

もうちょっと規模と職種を小さくした話をします。

我々 小児科医にとっては、夜間救急に来院される患者さまが激減したことが挙げられます。いままで夜間に受診する必要のない患者さまがいかに多かったのか、まざまざと実感します。

きっと、オムツかぶれを治すため深夜に救急病院を受診するより、その行動でコロナに罹ってしまうリスクの方が高いことを連日の報道で理解されたのでしょう。

 

マイナスの影響:

これは世界の社会経済に多大な負の爪痕をつけ、現在も収まるところを知らないのは私も皆さまも肌で実感していると考えます。

 

クリーニング屋が儲からないそうです。テレワークが増え、この猛暑の時期に例年ならクリーニングに出されるはずのワイシャツやスーツを使用する機会が減ったことが原因だそうです。

口紅の売れ行きが激減しているそうです (注;東京勤務友人の個人調査です)。マスクして口元を他人に見せる機会がほぼないですから。

 

そのおかげ(?)で、他の友人は「マスクしてたらオトコマエですね!」と言われたそうです・・・。

ざわちんが反響を呼んだのもうなずけるな(^_^;)

 

今後、このコロナ禍とともに我々の生活や社会的認識も著しく変わっていくことが予想されます。

いつも、様々な人の意見を冷静に判断し、桶屋が儲かることも想定内でいたいと思う今日このごろです。