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院長のつれづれ

【院長のつれづれ】出生数の低下

2020.10.28

十干十二支(じっかんじゅうにし)とは、有史以前の中国から伝わったカレンダーのようなものです。
ちなみに本年は庚子(かのえ・ね)のようです。

そのなかで、丙午(ひのえうま)は60年ごとに訪れる年で、丙午の年に生まれた女性は気性が荒く男性を食べてしまうという迷信が江戸時代にうまれたそうです。
その後、その迷信は気の強い嫁に夫は尻に敷かれて運も吸い取られ短命になると変貌し、丙午の年は妊娠を避ける夫婦が多く出ました。
その結果、丙午であった1966年は出生数が大幅に落ち込みました。
中高生の時代、社会の教科書の年次別出生数で、異様に落ち込んだ棒グラフの上に矢印で「ひのえうま」と書かれていたのを覚えてらっしゃる方も多いと思います。
海外の人はこの年次グラフをみて、1966年は日本で大災害か疫病が起こったのか?とよく質問されるそうです。

本年の出生数が85万人を割り込むことを厚生労働省が発表しました。激減した1966年でも出生数は136万人だったので、この50年でいかに爆減したのかがわかります。
未来の社会保障費、さまざまな分野の担い手はどうなるのでしょう⁇
我々小児科にとっても痛いことです。

さらにさらに、次の丙午の年は2026年・・・・出生数が爆減していくことに加えて、迷信をいまだに信じて妊娠を控えるカップルがでてきたら・・・・???? もう日本から子どもは絶滅危惧種となってしまうのでは?????
政府は、子ども3人以上もうけた家庭に特別給付金!などで子作りを促す必要もでてくるかと思います。
いや、お子さまが健康ならそれでいいんですけどね!

ちなみに阪神甲子園球場、この球場は1924年にできました。
この年の干支が甲子(きのえね・こうし)でしたので、「甲子園球場」となったそうです。