2019.08.03
百日咳菌という細菌に感染することで起こる病気です。4種混合の予防接種を受けていない場合に発症し、乳幼児にとっては危険な病気です。
咳をするようになったかと思うと次第にそれが強くなり、顔を真っ赤にして激しく咳き込むようになります。咳は発症後1~2週間ごろにピークになり、3~4週ごろに落ち着いてきます。生後6か月以下の赤ちゃんでは強い咳で息ができなくなってしまうことがあり、入院が必要となります。発熱はありません。
百日咳菌に有効な抗菌薬と咳止めを処方します。
百日咳特有の咳が消えるまで、または有効な抗菌薬を5~7日間内服するまでは出席停止することが決められています。
百日咳を発症している子を赤ちゃんに近づけないでください。