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よくある症状

てんかん

2019.08.02

てんかんとは

てんかんは、乳幼児から、小児、学童、思春期、成人、高齢者といった年齢、性別、人種に関係なく発症し、てんかん発作(突然意識を失ってけいれんするなど)を繰り返す脳の病気です。世界保健機関(WHO)では、てんかんは「脳の慢性疾患」とされており、突然発生する激しい電気的な興奮(過剰な発射)が脳の神経細胞(ニューロン)に起こることにより繰り返す発作(てんかん発作)を特徴とする疾患と定義されています。おおよそ100人に1人が罹患していると言われています。

てんかんの原因

てんかんは、さまざまな原因でおこりますが、そのほとんどが遺伝するものではありません。先天的、後天的な脳細胞の障害で起こるタイプ(症候性)と、一般的な検査では脳実質に異常が認められないタイプ(特発性)があります。

症状

大脳の電気的な興奮が発生する場所によって「てんかん発作」の時の症状は様々です。
 間代発作・・・手足をガクガクと一定のリズムで曲げ延ばしする(けいれん)
 強直発作・・・手足が突っ張り体を硬くする
 欠神発作・・・非常に短時間の意識消失が突然起こる
 ミオクロニー発作・・・全身や手足が一瞬ピクッとする
 複雑部分発作・・・感覚や感情の変化、特殊な行動などいろいろな症状があらわれる
など、現れる症状としては多彩です。

診断と治療

一度「てんかん」と診断されると治療としては、長期間服薬を必要とすることが多いです。そのため初期診断で、「本当にてんかんであるかどうか」、「他に治療が必要な原因はないか」をしっかりと見極めたうえで、長期的な治療計画を立てることが大切になります。
小児の良性てんかんでは、発作症状などの病歴の聴取だけで診断が可能なこと場合もあります。しかし、てんかん発作を繰り返し起こすケースでは、脳波とMRI検査を行い、てんかんの原因を確認し診断する必要があります。
てんかん発作で意識が消失したり転倒してしまうことは、日常生活上最も大きな障害となる症状と考えられ、お子さんだけでなく、大人の方であっても事故にあう危険はもちろん、就学や就労、あるいは自動車運転などで大きな危険を伴う要因となります。よって、てんかんの治療の目標としては、発作をいかに消失させるか、意識消失を伴う発作の回数をどれだけ減らせるかということになります。
抗てんかん薬の内服で重要なことは、“薬を自己判断で中断しないこと”です。てんかん発作を防ぐための薬になりますので医師の指示に従ってください。てんかんは、早期に適切な診断を行うことが大切になりますので、気になる症状がある場合は当院にご相談ください。