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TEL:06-6155-3387 大阪府豊中市新千里東町1丁目2-3 ザ・千里レジデンス206

よくあるご質問

患者様からのアレルギー性鼻炎・花粉症に関するご質問

アレルギーの薬はたくさん種類がありますので、色々と試してご自身に合うものを見つけましょう。
効き目が感じられない、あるいは効きすぎていると感じるときは無理に飲み続けず、相談にいらしてください。
また、アレルギー治療の基本は原因物質に触れないことですので、マスクやゴーグルなどで目、鼻、のどの粘膜を保護しましょう。

眠気が出やすい薬、眠気が少ない薬、1日1回内服、2回内服など色々なものがあります。
感じ方には個人差がありますので、実際に内服してみないとわからない部分もあります。
毎回相談しながら調整していきましょう。
飲み薬以外にも点鼻薬という鼻の粘膜に直接働きかけるお薬もあります。

花粉が飛び始める2~3週間くらい前から飲みはじめると、本格的に飛び始めてから飲み始めるよりも症状が軽くなり、持続する期間も短くなると言われています。(代表的なスギ花粉に対しては1月末~2月初め頃の内服開始をお勧め)
ただ、花粉がたくさん飛んでいる時期にお薬を飲み忘れると症状が出ますので飲み忘れには注意してください。

花粉症による目のかゆみに対してであれば抗アレルギー剤入りの目薬をお出しできます。(コンタクトレンズをつけた状態でさせるものもあります)
しかし、きちんと眼の診察を受けた結果、別の目薬を使用したほうが良い場合もあります。
当院でお出しする目薬では効果が感じられないという場合は眼科でご相談ください。

鼻の粘膜にレーザーをあてる治療法もあります。
興味がおありでしたら詳しくご説明いたします。
ただ治療前検査や治療時期などの注意事項がありますので、受診前に詳細を確認されたい場合は一度HP内の記載もご覧ください。

薬(ステロイド)の副作用が問題となるため当院では行っておりません。(注:日本耳鼻咽喉科学会でも推奨はしておりません)

患者様からの鼓膜切開に関するご質問

鼓膜の中に膿が溜ってその膿が外に出せない状態だったので痛かったのだと思います。
痛がっているときは解熱鎮痛剤を使ったり、耳のまわりを冷やしたりするのが効果的です。
そのような状態のときには耳鼻科で鼓膜切開をして中の膿を出してあげると痛みは和らぎますが、自然と鼓膜に穴が開いて耳だれとして外に出てくることもあります。

小さな穴なので、切開してもそこまで聞こえづらくはなりません。
耳の中に膿や液が溜ったままの状態の方が逆に聞こえづらいです。
鼓膜を切って中耳内の膿や液を抜いてあげると内服治療のみよりも早く治り、不快感や痛み、高熱などの症状も早く緩和されます。

痛みを感じやすい方、麻酔が効きづらい方といった個人差がありますし、炎症が強いために麻酔しても完全に痛みがとり切れない場合もあります。
きちんと麻酔はしますので痛みはだいぶ和らげられると思います。
※お子様によっては切開の不安や恐怖から全力で抵抗されることがあります。
切開中に動いてしまうと大変危険ですので保護者の方にもお子様をしっかりと押さえて頂く事になります。
それがご不安なようでしたらスタッフが代わりに行いますので遠慮なくおっしゃって下さい。
場合によってはバスタオルをお子様の身体に巻きつけ、腕を動かせないようにさせて頂くこともあります。

液や膿が抜けるだけでも中耳の痛みが軽くなり、徐々に薄れてくると思います。
鼓膜を切った痛み自体も麻酔が切れるころにはあまり感じない程度になっていると思います。

高熱がなければさっと入っていただいて構いません。
その時は耳に水を入れないように気をつけて下さい。入浴の際に耳の入り口に綿球などを入れてもらってもいいと思います。

たいていの方は1週間程度でふさがります。個人差はありますが長くても数カ月以内に閉じることがほとんどです。ごく稀に穴が残る場合もあります。
※鼓膜切開をする時はお子さんも不安だったり怖かったりすると思うので全力で抵抗されると思います。
ただ、切開中に動いてしまうと危険ですのでお母様にもご協力頂いてしっかり押さえて頂く事になります。
お母様がご不安なようでしたらスタッフが代わりにだっこしますので遠慮なくおっしゃって下さい。
場合によってはタオルで身体を巻かせて頂くこともあります。

患者様からの中耳炎に関するご質問

鼻の奥と中耳をつなぐ耳管という管があるのですが、強く鼻をすすったりかんだりすると鼻の奥で増えている細菌やウイルスが耳管を通じて中耳にたどり着いてしまう場合があります。
そうなると中耳でも病原体が増えて急性中耳炎になってしまうのです。
また、日常的に鼻すすりをしていると中耳の中に水がたまる滲出性中耳炎やその他の慢性的な中耳炎になってしまうことがあります。

乳幼児は特にそうですが免疫機能が未発達なため感染を繰り返しやすいと考えられています。
保育園などに入り集団生活を行うようになると感染の機会も増えるのでなおさらです。
一般的に小学生になるぐらいまでがかかりやすい時期と言われています。

子どもの場合は大人より耳管が短く水平に近いので、鼻やのどの細菌が耳に届きやすくなります。
扁桃やアデノイドが大きいことも原因の一つと言われています。大人になるにつれて耳管の構造も変化し、免疫力も高まりますので 中耳炎を起こさなくなってきます。
ただ、大人になってからもインフルエンザやひどい鼻かぜ、副鼻腔炎などから急性中耳炎になることがあります。
子どもの頃に滲出性中耳炎になり治療が十分できていなかった場合、大人になってからまた滲出性中耳炎になることもあります。
過去にそのようなことがなかった方でも、ご高齢になると耳管の働きが低下して滲出性中耳炎になることがあります。

まずはいつもの発熱時と同じようにわきの下などを冷やしてあげて下さい。
それでも下がらない場合は解熱鎮痛剤を使います。
夜間にどうしても下がらない熱、強い痛みを訴える時、心配な時は急病診療所などもご利用下さい。(案内用紙をクリニック受付にご用意しております)

色付きの鼻水がたくさん出ている時はいつ中耳炎になるかわからないので、週1~2回は来院いただく方がよいと思います。
もちろん毎日のように受診いただいても問題はありませんが、ご都合に合わせて負担にならない範囲で来院ください。

絶対に禁止ということはありませんが、感染を起こしている耳・鼻に良い環境とは言えません。
泳いだ後は鼻を強くすすったりしないよう注意して下さい。

抗生剤は腸内細菌にもダメージを与えるので下痢を起こしやすくなりますが、多少便が緩くなる程度では大きな問題はありません。
排便の回数が多い、色がおかしい、水下痢が続くといった場合は必ずご相談下さい。