2022.03.04
マイコプラズマという病原体によっておこる肺炎です。主に幼児や学童期に多く見られます。
強い咳が特徴です。熱は出る場合が多いですが、微熱程度のこともあります。
気管支炎のお薬(ペニシリン系やセフェム系の抗菌薬)を服用しても咳がおさまらない場合、レントゲンや血液検査、迅速検査でマイコプラズマ肺炎と診断がつきます。
マイコプラズマに効くマクロライド系、テトラサイクリン系(8歳以上)、ニューキノロン系の抗菌薬を処方します。多くの場合入院は不要で、外来で治療が可能です。
熱が下がって咳もおちつき、主治医の許可があれば登園、登校は可能です。