2022.03.04
赤ちゃんは体がまだできておらず、消化機能が大人のように発達していないため、病気でなくてもおなかがゆるくなり下痢をすることがあります。
ただし、下痢を繰り返す場合や、発熱・嘔吐などの他の症状がある場合は、何かしらの病気になっている可能性がありますので、よく注意して見てあげてください。
特に便の色が「白色」や「灰色」の場合、「血便」、「水のような便」を1日に10回以上する時はできるだけ早めに小児科を受診してください。
以下の表はお子様の状況別の受診目安です。
あくまでも目安ですので、状況に応じて医療機関で受診してください。
生後3か月まで | 生後4か月まで | |
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時間外でも 受診が必要です。 |
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生後3か月まで | 生後4か月まで | |
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ご自宅で様子を見ながら 診療時間内に受診してください。 |
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医療機関(小児科)を受診する時には以下の情報を事前にまとめておき、医師に伝えると診断の判断材料になり、スムーズに受診できます。
乳製品は腸内で発酵し、下痢を誘発するため下痢をしている時には控えましょう。
乳製品を与える時は、症状が落ち着いてから与えるようにしましょう。
下痢をしている時に離乳食を1段階戻したり、中断するとかえって症状が悪化することがあります。
嘔吐をしておらず、食欲がある時は普段と同じ食事を与えましょう。
医師が診察した結果ミルクを薄めて与えることがありますが、自己判断で薄めて与えないようにしましょう。
かえって栄養不足になり、治りが遅くなることがあります。
下痢は肌への刺激が強いので、頻繁に下痢をするとおむつかぶれの原因となることがあります。おむつはこまめに取り換えましょう。