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よくある症状

咳(せき)

2019.08.02

咳(せき)は、口や鼻などから入ったウイルスや細菌、花粉、ハウスダストなどの異物が気管に入り、それを排出しようとする体の防衛反応です。

お子様が咳(せき)をしている時は、咳(せき)の音や全身症状に注意しましょう。

受診の目安となるお子様が咳(せき)の状況

お子様の状況別に受診目安を以下の表に示しています。

あくまでも目安ですので、お子様の状況に応じて医療機関を受診してください。

生後3ヵ月まで 生後4ヵ月から
すぐに受診が必要。
救急車を呼びましょう。
  • 唇の色が紫色をしている。
  • 突然のどに詰まったように激しく咳き込んでいる。
  • 唇の色が紫色をしている。
  • 突然のどに詰まったように激しく咳き込んでいる。
時間外でも受診が必要。
  • 呼吸が苦しそう
  • 1日中咳をして眠れていない。
  • 呼吸音がいつもと違い、眠れていない。
  • 水分が摂れていない。
  • 声が出ない。
  • 呼吸が苦しそう
  • 2日中咳をして眠れていない。
  • 呼吸音がいつもと違い、眠れていない。
  • 水分が摂れていない。
  • 声が出ない。
  • 離乳食や食事が摂れていない。
ご自宅で様子を見ながら診療時間内に受診してください。
  • 咳以外に発熱や鼻水などの症状がある。
  • 眠れているが咳が出る。
  • 咳が長引いている。
  • 咳以外に発熱や鼻水などの症状がある。
  • 眠れているが咳が出る。
  • 咳が長引いている。
  • 以前に「気管支が弱い」「喘息(ぜんそく)ぎみ」と医師から言われた。
ご自宅でケアしながら様子を見ましょう。
  • 咳が軽くなり元気で食欲がある。
  • 元気で食欲もある。

医療機関受診時に医師に伝えるべきお子様の情報

医療機関を受診する際には、お子様の情報として以下のような内容を事前にまとめておくとスムーズに受診できます。

  • 呼吸や咳(せき)の音の特徴(ぜーぜー、ひゅーひゅーなど)
  • 咳(せき)が出た時の特徴(いつ頃から出ているのか、何をした時に出るのか)
  • 咳(せき)が原因で吐いていないか
  • のどに何か詰まらせていないか
  • 発熱、鼻水など他の症状があるか
  • 眠れているか
  • 食欲はあるか(食事が摂れているかどうか、摂れているならどのような食事か)

咳(せき)が伴う疾患について

肺炎(はいえん)

子供の肺炎の原因は、年齢によって異なります。

<新生児の肺炎の原因>

・B群連鎖球菌、大腸菌などの腸内細菌

<1~2歳の肺炎の原因>

・肺炎球菌やインフルエンザ菌などの細菌やウイルス

<治療薬>

治療に使用する薬としては、原因菌、原因ウイルスによって抗菌剤や抗ウイルス剤を服用していただきます。

気管支炎(きかんしえん)

気管支にウイルスや細菌が感染することにより、気管支が炎症を起こしている状態です。急性気管支炎の特徴として挙げられるのは、

  • コンコンといった乾いたせき
  • 発熱
  • のどの痛み
  • 鼻水
  • 頭痛

といった症状が現れ、風邪と間違えられることもあります。

慢性気管支炎は、急性気管支炎が進行した状態ですが、痰(たん)を伴う湿った咳(せき)へと変わるという違いがあります。

クループ症候群

クループ症候群の特徴としては、声を出す喉頭と呼ばれる部位が炎症を起こし腫れることにより、

・犬の遠吠えのような「ケンケン」といった咳

・オットセイの鳴き声のような咳

が出ることです。室内を加湿するために加湿器を使用し、咳込む時は温かい飲み物を少しずつ何度も飲ませましょう。

百日咳(ひゃくにちぜき)

気道の粘膜から百日咳菌という細菌が感染することで発症します。四種混合ワクチンの接種により患者数は少なくなっていますが、四種混合ワクチンの接種率が悪くなれば乳幼児に多くみられる咳になります。治療法としては抗菌薬を使用します。

後鼻漏

鼻水が多い時、鼻水をかんでも出ない時、子供だけでなく、大人でも起きることですが、鼻をすすることにより喉の奥に鼻水が流れてきます。流れた鼻水が痰(たん)に変わり、痰(たん)が絡んだような咳が出ます。鼻をよくかんで、鼻水が止まると咳も止まることがあります。

咳(せき)が出ている時に注意すべき4つのポイント

①部屋を暖め過ぎないように注意しましょう

暖房を使用して部屋を暖めると室内が乾燥することで咳(せき)がひどくなります。対策としては、こまめに換気を行うか、加湿器を使用して部屋が乾燥しない(加湿する)ようにしましょう。

②部屋に温度差をなくすようにしましょう(適温を保つ)

暖房を使用していて温かい部屋と暖房を使用していないために寒い部屋が部屋によってあると、温度差が生まれ、冷たい空気を吸い込むことで咳(せき)が出やすくなるので、家の中で温度差をできるだけ作らないようにしましょう。

③自己判断で薬を飲ませ続けない様にしましょう

咳(せき)の原因は様々なものがあり、原因がわからないまま薬を飲ませてしまうと、症状を悪化させてしまうことがあります。咳(せき)を抑えるためには、原因にあった薬を飲むことをお勧めいたします。そのため、薬を飲ませる場合は医師の指示をあおいだほうがよいでしょう。市販薬を使用する場合は、医師に相談し、指導の通りに使用しましょう。

④室内で喫煙をすることは避けましょう

たばこの煙は咳(せき)を引き起こします。たばこの煙(受動喫煙)に注意するために換気扇の下で喫煙をしても室内に煙は充満してしまいます。また、たばこの煙は有害なため、乳幼児がいる近くでは喫煙を控えましょう。