ヘルパンギーナの原因
主に乳幼児のあいだで流行するウイルス性の感染症です。いわゆる「夏かぜ」の一種です。
ヘルパンギーナの症状
38~40度の高熱が2~3日続きます。のどの奥に小さな水ぶくれができ、痛みで食事がとりにくくなります。ひどくなると水分をとるのも苦痛になり、脱水症になることもあります。
ヘルパンギーナの治療
熱やのどの痛みを和らげる薬を処方します。
ご家庭で気をつけていただきたいこと
- 食事:痛みが強いときはかまずに飲み込めるものがよいでしょう。(プリン、ゼリー、アイスクリーム、冷たいおじや、とうふ、冷たいグラタンなど)
- 水分:十分にとってください。オレンジジュースなど酸味があるものはしみることがあります。牛乳、麦茶、みそ汁、冷たいスープなど。
- 入浴:熱がなく、元気であればかまいません。
再受診の目安
- 痛みがひどく、水分をとれないようなとき
- 高熱が3日以上続くとき
- 元気がなく、ぐったりしているとき
保育所・学校
熱が下がり、口やのどの痛みがなくなるまでお休みしてください。