2022.07.06
マスク生活が始まってからまる2年・・・
すっかり日常に浸透してしまい、いくら首相が着用緩和と話しても、
主に人の目を気にしてなかなか外して行動するのは勇気がいるのが現状です。
この2年以内に出会った人(患者さんの親御さんや製薬会社の営業担当の人など)は、
マスク姿しか見たことがないことにふと気づきました。
あえてマスク外してもらってお顔を拝見するわけではないので、
素顔を全く知らないままで過ごすでしょう。
もちろんそれでなんの支障もないのですが。
先日久しぶりにスタッフのマスクなしの顔をみる機会があったのですが、
そんな顔だったっけ?と思ってしまいました。
長らく口元を隠した姿しか見てなかったためか、
自分のイメージしていたお顔とギャップが生じてしまったようです。
ましてやマスク姿しか見ていない人は、
いずれノーマスクの社会になって、
街中で出会ったとしても「誰だかわからない、、、」
といったこともあると思います。
こういったことは私だけではないはずです。
小さなお子様、特に乳幼児にとってはどうなのでしょうか。
もちろん家庭でママパパお兄ちゃんお姉ちゃんの顔は見ていますが、
自宅から出たらみんなマスクで顔半分以上を隠しています。
表情から相手の感情を読み取る能力を獲得する重要な時期に、
その能力を養う機会が少なくなったらと思うと。。。
早くマスク不要の世の中になってほしいですが、
同調圧力に弱い人が圧倒的に多い日本では、まだまだ時間がかかりそうですね。
大阪府豊中市 耳鼻咽喉科・小児科せんちゅうクリニック
院長 吉川 聡介