2022.07.31
夏真っ盛り、そして第7波も猛威を極めています。
当院は診療・検査医療機関に指定されているので、連日多数の発熱患者さまが来院されています。しかし限られたクリニックスペースの中で発熱外来ブースを設けて患者隔離を行っているため、また医師およびスタッフマンパワーの制限があるため、診察や検査希望の全ての発熱患者さまに対応できないのが現状です。
結果発熱外来は先着順(早く電話が繋がって発熱外来予約できた患者さま優先)となってしまいます。本当に本当に申し訳ないのですが、多くの発熱患者さまに当日の診療をお断りすることを余儀なくされております。
そんな中、新型コロナ陽性者の濃厚接触者の待機期間が縮小(7日間→3日間 ただし2日目、3日目独自で抗原検査陰性確認後)されました。コロナ陽性者の待機期間を縮小すればいいのにと思うのは私だけではないはずです。
指数関数的に増加している検査希望者のためPCRや抗原検査キットも数少なくなり、無料PCR検査機関での陽性証明、自宅での抗原検査陽性と出たキット持参で、確認後、それをもって保健所に届出をしております。当然、陰性確認のための検査は当院では行っていません。
そのような状態の中でもなお、10日間の待機期間を過ぎたにも関わらず、PCRによる陰性確認証明を要請する企業が存在するのには辟易してしまいます。
政府厚生労働省は現状をふまえて注意喚起するとともに、届出を各医療機関報告から定点報告へ、ひいては5類感染症への引き下げをお願いしたいです。
出口の見えないダンジョンを彷徨っていますが、なんとか乗り切ってゆく所存です。