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院長のつれづれ

【院長のつれづれ】4月からのワクチンいろいろ

2023.03.20

3月も中旬 眼がかゆいことにも慣れてきました。サクラが待ち遠しいです。

4月から予防接種がいくつか変更、新しくなるものがあります。

① 四種混合ワクチン
今まで3ヶ月から接種となっていましたが、2ヶ月からと早くなります。
同時接種として設定されているヒブ・肺炎球菌と合わせられるため、わかりやすくなります。
生後2ヶ月、3ヶ月、4ヶ月に 
ヒブ・肺炎球菌・四種混合 それぞれ1回目、2回目、3回目といった具合です。

② 子宮頸がんワクチン
4月から、シルガード9というワクチンが定期接種として認可されます。子宮頸がんの原因ウイルスであるヒトパピローマウイルスの血清型のうち、今までで一番多くの9価を予防することができます。
4月から初めて接種される方は、きっと従来型(2価 4価)ではなく9価ワクチンを選択されるでしょう。
ではすでに1回目2回目 従来型ワクチン接種を終えてしまった人は?
厚生労働省は、交互接種(1回目と2回目で(あるいは3回目で)異なるワクチンを接種すること)を認めると言っております。
なので、1回目2回目 従来型ワクチン接種を終えてしまった人も、2回目から、あるいは3回目を9価ワクチンにすることができます。

③ 5〜11歳 新型コロナワクチン
12歳以上と同じくオミクロン対応ワクチンになります。ただし、3回目(追加)接種の場合のみです。3月までに3回終了した方は、4回目としてオミクロン対応ワクチンを接種できます(3ヶ月以上の間隔をあけて)。

接種間隔や対応年齢がまちまちですので かなりややこしくもあります。また小児のオミクロン対応ワクチンに至っては、バイアルキャップの色が従来型と一緒で、ラベルで見分けなければいけません。そういった経緯もあり、当院では間違い接種を回避するため、小児新型コロナワクチン3回目接種は曜日を限定することとしました。

子宮頸がんワクチンの交互接種は………
当院で行うか否かは現在検討中です。
今後当院HPでもお知らせいたします。。。

日々変化するワクチン事情に対応し、患者さんに安心して提供できるよう、つとめてまいります。