2025.09.28
ついに肌寒くなってきました。 また好きではない冬がやって来ると思うといささか憂鬱になってしまう今日この頃です。
さて9月25日からインフルエンザワクチンが始まりました。 今年は昨年から始まった点鼻ワクチン「フルミスト®️」の出荷数も増えて、注射の痛みを回避すべく点鼻を選択される患者さんが多くなっています。
接種することにより疾患に罹患することを防いでくれる、たとえ罹患したとしても軽く済む可能性が高くなる、大切な家族を守るため、ワクチンを打たなければならないことはわかっていても、いくつになっても針を刺される恐怖、刺すときの痛み及び皮下組織の中に薬液を注入されるときのなんとも言えないあの痛みは慣れることができず、できればこれ以上体験したくはありません😖
大人でも苦手な方が多いのに、お子さましかも生後2ヶ月から痛みと恐怖を強制的に体験させられたら病院嫌いになってもなんら不思議ではないと思います。
※私はワクチン推進派です。致死的な疾患から乳児を守るため、致死的にはならずとも高い確率で後遺症を残してしまう疾患から乳児を守るため、多少痛くても辛くてもしなければならないのです。
そんな中、ロタワクチンでお馴染みの飲むタイプ、今回の点鼻タイプ、さらには貼るタイプのワクチンも開発されているようです。
薬剤の安定性、薬効を保ったまま長期保存が可能かなど課題は多いとは思いますが、なるべく少しでも痛みから逃れられるように従来の注射タイプからいろいろな形状へ移行してゆくのは喜ばしいことです。
あとは坐薬タイプワクチンか………