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院長のつれづれ

【院長のつれづれ】ウイルス性胃腸炎

2026.05.05

GWも後半にさしかかっていますが、主に乳幼児でウイルス性胃腸炎が増えています。

 

 

主な症状は嘔吐と下痢で、発熱を伴うこともあります。 嘔吐症状は一過性で終わることが多いですが、時に何回も(朝から十何回吐いていますという子も)嘔吐が認められるお子さまも経験します。

嘔吐が持続すると身体への水分摂取が滞り、特に循環血漿量が少ない乳幼児は脱水になってしまう危険性があります。

 

下痢は長引く傾向があり、2-3週間続く方もいらっしゃいます。。。そうなるとおむつかぶれなど皮膚炎の方もひどくなってきますね(T_T)

 

感染経路は接触(経口)で、うがいや手洗いで予防可能ですが、それができずすぐに手を口に持って行く乳幼児は容易に感染が伝播します。

主なウイルスはノロ・ロタ・アデノで、インフルエンザやコロナと違って特効薬もなく、整腸剤や吐き気止めなどの対症療法しかありません。

ウイルスの種類によって多少の違い(ノロは嘔吐が多い、ロタは下痢が多いなど)はありますが、各ウイルスに自宅待機期間、症状軽快後◯日で出席可能など決められてはおらず、クリニックではひとくくりにウイルス性胃腸炎として特に区別しないことが一般的です。

 

 

ところが一部の保育所幼稚園でどのウイルスか検査してもらってきてと言われた、という方が散見されます。 入院の場合は院内感染を防ぐためノロ ロタは個室隔離にする必要があり、検査してどのウイルスか確認しますが、個人クリニックでは上記の理由で基本的に検査は行っていないところが多いと思います。

 

 

保育所幼稚園では他の親御さんのご意見もあり、はっきりさせてほしいという気持ちもわからなくはないですが、過剰に反応しない心構えも必要だと考えます。