夏コロナ 第9波からずっと続いている発熱患者さんの波………

予防接種開始を待たず9月に早いインフルエンザ流行を迎え、その流行は新型コロナを凌駕し、それが2ヶ月間続いています。
その上、今月はヘルパンギーナ、アデノ(これは2-3ヶ月前から)の患者さんが増えてきています。

特に今期の特徴として、インフルエンザに複数回罹患する人が例年に比べて多い印象です。

いつもより2ヶ月早いインフルエンザの流行と季節外れの夏カゼの流行………
3年間のイベントや宴会の自粛規制など、3密回避で新型コロナの流行はある程度抑えられました。

しかしその結果、人々が普段罹患しているはずのインフルエンザをはじめとした普通のカゼの罹患も抑えられ、各々感染症の免疫力が低下したところに本年5月の新型コロナ5類で3密は解除　
一気に人々の交流、Mass Gatheringが再開し、距離が近くなったことでコロナ禍で抑制されてきたウイルスたちが活性化してきた。。。。といったところです。

感染症が消えて無くなるわけがなく、全てワクチンで防げるものでもありません。
ゆえに、毎年ある程度は罹患して、普段から免疫力を高めておくことも必要なのでしょう。
この「ある程度」がとてつもなく難しいのですが………(^◇^;)